北アルプス・五竜岳を登山、五竜山荘に宿泊。水分量に悩みながら挑んだ夏山登山。重いザックと暑さに向き合ったリアルな登山記録。
愛知県を拠点に夫婦で日本百名山めぐり中、登山記録などを発信。
私は47歳から登山を始め、夫は57歳から運動をスタートした。
体力に自信がないので「無理のない安全登山」を大切にしながら計画。
これから登山を始めたい方、同世代で百名山に挑戦してみたい方の参考になれば幸いです。
五竜岳を選んだ経緯
この夏は、お天気に翻弄され続けた。
次のターゲットは、北関東の至仏山や尾瀬、日光白根山。ところが梅雨の不安定な天気に加え、台風まで接近。休みはあるのに、なかなか山とのご縁がつながらず、どこにも行けないもどかしい日々が続いた。
一方で、リハビリ登山は順調。1日の活動時間6時間前後、累積標高差1,000m程度なら歩けるという自信も戻ってきた。
そこで目を向けたのが北アルプス。
天気予報を見ると比較的安定しており、1泊2日なら行動時間も1日6〜7時間程度。累積標高差約1,400mなら、今の体力でも何とか歩けるのではないか。
そう考えて選んだのが五竜岳だった。
……と思っていたのだが、下山後にブログを書くためルートを確認していたら、累積標高差は約1,600mだったことが判明。
まさかの勘違い(笑)
「1,400mなら何とかなる」と思っていたからこそ、気持ち的には少し楽に挑めたのは確か。知らないうちに、いい方向に思い込んでいたようだ。
しかし久しぶりの夏山で山泊。課題は体力よりも荷物だった。
山小屋泊なので食事は現地、水も帰りの分は山小屋で補給する計画。食料は行動食だけに絞り、化粧品など命に関わらないものは持たない。インナーシーツもできれば現地で購入希望、薬や行動食はパッケージから出して中身だけを持参。1gでも軽くするため、できる限りの軽量化を図った。
それでも水分は2.35L。水筒の重さも加わり、ザックの総重量は8kgを超えた。
夏山では水を減らせば荷物は軽くなる。しかし不足すれば命に関わる。その絶妙なバランスに最後まで悩みながら、五竜岳へ向かうことになった。

北アルプス「五竜岳」をめぐる3泊4日の旅程
1日目 7月21日(火)移動・前泊
9:00 愛知県を出発
13:00 OLIKA CAFE(長野)でランチ
15:00 ペンションちゃうちゃう到着
16:00 カラオケ
18:30 ペンションで夕食
2日目 7月22日(水) 五竜岳登山・五竜山荘泊
7:00 ペンションで朝食
7:30 テレキャビン登山者駐車場到着
7:40 テレキャビン・リフトに乗車
8:17 登山開始
14:55 五竜山荘到着
17:00 五竜山荘で夕食
3日目 7月23日(木) 山頂アタック・下山
5:00 五竜山荘で朝食
5:33 登山開始
6:39 五竜岳山頂 到達
13:05 下山終了
13:30 レストランで軽食
15:00 ペンション到着
18:30 ペンションで夕食
4日目 7月24日(金) 後泊・帰路
7:30 ペンションで朝食
8:30 帰路へ
五竜岳の歩行ルートと標高グラフ


日本百名山 五竜岳(ごりゅうだけ)
・標高 2,814m
・歩行距離 14.4㎞
・歩行時間 14時間12分
・累積標高差 のぼり1,614m/1,613m
・登山口 アルプス平駅
・駐車場 エスカルプラザ山小屋泊専用駐車場
・トイレ エスカルプラザ、五竜山荘
・登山ルート アルプス平駅と五竜岳のピストン
・登山適期 7月中旬~10月中旬
五竜岳登山 一日目
エイブル白馬五竜テレキャビン
この日のエイブル白馬五竜テレキャビン(ゴンドラ)の運行開始は7時30分。
ペンションの朝食は7時30分だったが、7時に早めてくださるとのことで、急いで食べてマイカーで約5分移動し、7時30分頃に山小屋宿泊者専用駐車場へ到着した。
ペンションの朝食時間は通常7時30分からのようだが、我々に合わせて宿泊者全員の朝食時間を7時に変更したのかもしれず、この日は皆7時にレストランに集まっていた。



登山前日の下界は35℃。あまりの暑さに、翌日の夏山登山がどうなるのかと戦々恐々としながら、持参する水分量を最後まで悩み続けた。
目的地の白馬五竜高山植物園は気温22℃との予報。それを見て「これなら快適に歩けそうだ」と胸をなで下ろしたのも束の間だった。
実際に歩き始めると、暑さと湿度に容赦なく体力を奪われ、次から次へと汗が吹き出す。涼しい高原を想像していた期待はあっという間に打ち砕かれ、この日は終始、吹き出る汗との闘いとなった。






アルプス平から登山開始
アルプス展望リフトを降りると、気温は25℃。空は曇りで湿度は高いものの、時折吹き抜けるひんやりとした風が心地よい。日差しがないおかげで、覚悟していたほどの暑さではなく、この時点ではかなり助かった。
8時17分、いよいよ登山開始。
歩き始めてわずか5分ほどで、最初のポイント「地蔵の頭」に到着。
ここはアルプス平を一望できる大パノラマの絶景ポイントらしい。しかし、この日はあいにくガスがかかり、期待していたような景色を見ることはできなかった。
ここからが本格的な登山の始まり。





見返り坂
8時43分、「見返り坂」に到着。
名前のとおり、登ってきた急坂を振り返るとアルプス平の景色が広がる絶景ポイントとして知られている。しかし、この日はガスがかかり、一面真っ白。期待して振り返ったものの、景色はほとんど見えなかった。
湿度の高さと長く続く階段は容赦なく体力を奪っていく。歩みを進めるたびに汗が噴き出し、爽快な景色を楽しむというより、暑さとの戦いが続く登山となった。


一ノ背髪~ニノ背髪




小遠見山 2,007m
9時52分、小遠見山に到着。
山頂は多くの登山者でにぎわい、山頂標識の前では写真撮影の順番待ちができるほどだった。
周囲を見渡すと、荷物が軽めの登山者はここを折り返し地点として下山する人が多いようだ。小遠見山までなら手軽に登ることができ、天気に恵まれれば展望も素晴らしい。日帰り登山の目的地として十分満足できる山だと感じた。



小遠見山からは、雪渓を望むことができた。
この雪渓は、近年「氷河」として正式に認められたものの一つのようだ。真夏でも真っ白な雪が残る光景は、遠くから眺めるだけでもそのスケールの大きさを感じられた。
景色を楽しみながらしばらく休憩し、次の目的地へ向けて歩き始める。

五竜登山口
10時08分、ようやく登山口に到着。
目の前に現れた登山口を見て、思わず「えー、ここが登山口?」と声が出た。
リフトを降りてからすでに約2時間。歩き続けてきたのに、ここからが本格的な登山の始まりだという事実に少し驚かされた。
湿度の高い空気と容赦ない暑さで汗は止まらず、歩くたびに体力が奪われていく。それでも山頂を目指して、一歩ずつ足を進めた。


中遠見山
10時28分、中遠見山に到着。
残念ながら周囲には雲がかかり、期待していたような景色を楽しむことはできなかった。
それ以上に堪えたのは暑さ。湿度も高く汗が引かない。さらに背負っているザックの重さがじわじわと体にのしかかってくる。
景色のご褒美は少なかったものの、ここまで歩いてきた疲労を感じながら、ひと息つく時間となった。



大遠見山
11時15分、大遠見山に到着。
途中、池の写真を撮ることに夢中になっていたら、三角点がどこにあるのかすっかり分からなくなってしまった。そのまま歩き続け「もしかして通り過ぎてしまった?」と思いながら進んでいると、15分ほど先に池と「大遠見山」と書かれた木標が見えてきた。
無事に到着できたことに安心し、ここで少し長めの休憩を取る。
YAMAPの地図上の位置と実際の場所が少しずれているように感じた。
暑さと重いザックで疲れも出てきたところだったが、静かな池の景色に癒やされるひとときとなった。




西遠見山
12時30分、西遠見山に到着。
池にはまだ溶けきらない雪が残っていた。雪解けの季節を感じさせる光景の向こうには、大きな山々がどっしりと連なり、いよいよ五竜岳が目の前に姿を現してきた。
下山時に気づいたのだが、この場所からすでに五竜山荘が小さく見えていたようだ。登っている最中は先のことで精一杯だったが、確実に目標へ近づいていることを実感できる場所だった。
そんな感動の中、突然のアクシデント発生。
変なものを食べた覚えはないのに、ここで急にお腹が痛くなってしまった。暑さと長時間の行動による疲労で体の負担が大きくなり、免疫や体調にも影響が出たのかもしれない。
そりゃそうだ。朝から何時間も歩き続けているのだから、トイレに行きたくなるのは当然のこと。
しかし問題は、トイレのある五竜山荘までまだ2時間以上あること。耐えるのか、それとも携帯トイレを使うのか――一瞬、決断を迫られた。
……と言っても、実は昨年だけで携帯トイレは7回使用済み。もう扱いにはすっかり慣れたものだ。
「だって、しょうがないじゃん(笑)」
見た目は小さなオジサン風でも、一応女性。山の中ではいろいろな事情や葛藤がある。でも携帯トイレを使えるようになると、行動範囲は確実に広がる。
トイレ問題を理由に諦めていた山にも挑戦できるようになる。それは登山を楽しむうえで大きな安心材料のひとつ。
















白岳



五竜山荘到着
6時間半かけて、ようやく五竜山荘に到着!
長い登りの疲れで脚はすっかり売り切れ状態。最後はヨチヨチ歩きになりながらも、無事に山荘の姿を見た瞬間、大きな安心感に包まれた。
この日はとにかく暑さとの戦いだった。汗は止まらず、重いザックが肩に食い込む。時折吹き抜ける冷たい風に何度も救われた。
暑さに苦しみながらも、一歩ずつ進んできた先に待っていた五竜山荘。疲労感は大きいけれど、ここまで歩いてきた達成感もひとしおだった。



二日目 山頂アタックからの下山
天気:曇り・霧・強風
気温:12℃(山頂)
5時00分。
山小屋の美味しい朝食をしっかりいただき、山頂アタックに向けてエネルギーチャージ。
5時30分、出発。
山頂へ持っていくのは必要最低限の装備だけ。洗面道具など下山まで使わないものは、山荘の荷物置き場に預けて身軽にして向かう。
外に出ると、あたりは真っ白なガス。そしてかなりの強風。
ヘルメットを装着し、カッパを着込み、ザックカバーも準備する。
「今日は景色は無理だろうな……」とあきらめつつも、
目標はただひとつ。「五竜岳登頂」。
景色ではなく、自分の目的を果たすために歩き始めた。
途中、下山してくる登山者から「真っ白で何も見えなかった。がっかりだったよ」と声をかけられた。
……これから登る人に向かって、なんてネガティブなことを言うのよ!!(怒)
でもね山の天気は本当に一瞬で変わる。さっきまで真っ白だった景色が、突然開けることだってある。
人の言葉に左右されない。
私は私の目的を果たすために、ただひたすら歩き続けた。
そして――なんと奇跡が起きた!!!!
山頂に到着した瞬間、ガスが晴れた。
「来てよかった」
心からそう思えた瞬間だった。
苦労して登ってきた先で見る景色は、何倍にも美しく感じる。諦めずに歩いてきたからこそ出会えた、ご褒美のような時間だった。








さて下山しますか
山頂を踏んだあとは、約7時間の下山が待っている。
終わりが見えないように感じる長い道のり。「いつか必ず終わる」と言い聞かせながら、一歩ずつ進んでいく。
下山は単純な下りではない。何度も登り返しがあり、想像以上に体力を使う。特に直射日光を浴びる区間は厳しく、暑さが体力を奪っていった。
振り返ると、前日の登りは曇り空で湿度こそ高かったものの、日差しが遮られていた分、歩きやすかったのかもしれない。
下山後半になると再びガスが出てきて、強い日差しが和らいだ。そのおかげで少し楽になり、最後まで歩き切ることができた。
長い一日だったけれど、五竜岳に登れた達成感は何ものにも代えがたいものだった。


















13:00
約7時間かけて下山完了
リフトを降りたら、急ぎ足で展望レストランへ向かい、私は冷え冷えのアイスコーヒー、夫はキンキンに冷えた生ビール。あれだけ歩いたあとの一杯はもう格別。

水分量に翻弄された夏山登山
今回の夏山で最後まで悩んだのが、水分量だった。
水分量の目安は、(体重+ザックの重さ)×行動時間×5mlという計算式がある。
私の場合は、
- 体重55kg
- ザック9kg
- 行動時間7時間
なので、(55+9)×7×5=2,240ml。目安は約2.2Lとなる。
ただ、この計算式はあくまでも目安。気温や日差し、標高、発汗量によって必要な水分は大きく変わる。安心を優先すればもっと持ちたいが、その分ザックは重くなり、歩くスピードや体力に影響する。一方で少なすぎれば熱中症の危険があり、命に関わる。
普段の夏山登山の経験も踏まえ、必要な水分と背負える重さのバランスを何度も考え、チャッピーにも相談を重ねた末、最終的に2.35Lを持参することにした。
最終的な水分プラン
- 1.5Lの水筒(氷をたっぷり入れた水)
- 350mlの水筒(1.5Lの水筒から移し替えて飲む)
- 500mlのペットボトル1本
合計約2.35L。
2日目は五竜山荘で水を購入する予定だった。しかし、山荘付近は涼しく、残り約1Lあったことから「これなら大丈夫だろう」と判断して買い足さずに出発した。
結果的には無事に足りた。2日目に残っていた水は約1Lだったので、1日目に飲んだのは約1.35L。曇りやガスのおかげで直射日光を避けられる時間が多く、それが大きかったと思う。
ただ、山頂から五竜山荘へ戻った時点で、下山に必要な水分量をもう一度確認しておくべきだったと反省している。山荘付近は涼しくても、下山するにつれて気温は上がり、水の減り方は予想以上だった。「このまま足りなくなったらどうしよう」という不安を抱えながら歩いたのも事実だ。
登山前日の下界は35℃。翌日の暑さを思うと戦々恐々で、水分量には最後まで頭を悩ませた。
今回2.35Lで足りたのは、曇りやガスに助けられた面も大きい。終始強い日差しだったら、おそらく不足していたと思う。
夏山の水分量に正解はない。気温や天候によって必要な量は大きく変わる。「足りた」という結果だけではなく、「安心して歩ける量」を準備することの大切さを実感した山行だった。
北アルプスで出会った本物の「岳」の世界

五竜山荘で、長野県の山岳レスキュー隊の方がいた。
隊員の方によると、人気漫画『岳』がモデルになっている長野県の山岳遭難救助隊なのだという。フィクションの世界だと思っていたものが、実際に目の前で活動しているプロフェッショナルたちの姿と重なり、とても感動した。
隊員の方は、状況によっては約80kgもの荷物を背負って救助活動を行うこともあると話してくれた。自分は8kgほどのザックでも重さを感じながら歩いている。それを思うと、その体力と使命感には驚きと尊敬しかない。
長野県では警察だけでなく、地元の山小屋関係者や経験豊富な登山者など、民間の力も加わって山岳救助にあたる体制が整えられている。多くの人の連携によって、山での命が守られていることを知った。
もちろん、できることなら彼らのお世話になることは避けたい(笑)。
命がけで山を守る人たちがいてくれるという安心感と、その活動への感謝、そして尊敬の気持ちが湧いた。
まさに、本物の「三歩さん」の世界がそこにあった。
五竜山荘について
もし山小屋がなかったら、衣・食・住のすべてを背負ってここまで登ってこなければならない。
8kgのザックでヒーヒー言っている私には、それだけで精一杯。テントやシュラフまで背負って登るなんて、とても想像できない。
五竜山荘のトイレはなんと水洗!!
廊下やトイレに一晩中明かりが灯っていて、夜中でも安心して歩くことができた。真っ暗闇が苦手な私には、とてもありがたかった。
さらにWi-Fiが使えて、スマホの充電までできる。山の上とは思えない環境にびっくり。
夕食も朝食も温かく、夜は布団で眠れる。ただ、その布団の幅は約60cm。寝返りも気を遣うほどの狭さだけれど、それでも屋根の下で温かく眠れることが本当にありがたかった。
山小屋は、ただ泊まる場所ではなく、登山者の安全・安心を支えてくれる大切な存在。山で一泊したからこそ、そのありがたさを身をもって感じることができた。



山小屋の自動販売機に並ぶコカ・コーラの値段は、なんと600円。
五竜山荘に到着してすぐ、夫が「飲みたい」と言うので購入することにした。
平地では少し高く感じる600円のコーラ。でも、この状況では話が違う。
暑さに翻弄され、汗を流しながら長時間歩き続け、ヘトヘトになった体に届くキンキンに冷えたコカ・コーラ。
きっとあの一口は、600円どころか、それ以上の価値があったに違いない。
山小屋で飲む冷たい飲み物は、ただ喉を潤すだけではなく、頑張って歩いてきた自分への最高のご褒美ね。


登山道維持のための協力金を募る募金箱が設置されていた。
普段何気なく歩いている登山道も、整備してくださる方々がいるからこそ、安全に楽しむことができる。
道標の設置や登山道の補修など、見えないところで多くの人の支えがあって、この山歩きが成り立っているのだと思う。
ほんのわずかではあるけれど、登山を楽しませてもらった参加費のような気持ちで、少し多めに募金をしてきた。
これからもこの素晴らしい山を歩けるように、微力ながら協力していきたい。

山小屋に泊まる楽しみのひとつは、同じ部屋になった方との出会いがあること。
今回、北陸方面から来られていた女性の方と同室になり、山の話をはじめ、いろいろなお話を楽しくさせていただいた。
下山後にはヤマップでも相互フォローさせていただき、山を下りてからもつながりが続いている。
どんな山に登っているのか、どんな楽しみ方をしているのか。SNSを通じて知ることができるのは、とても刺激になるし、自分の登山の幅を広げるきっかけにもなる。
山で出会う人とのご縁は、その場限りでは終わらないこともある。
今回の素敵な出会いは、これからの私の登山人生をさらに豊かにしてくれる、大切な財産になったと思う。








1泊2食付 和室相部屋 一人あたり13,500円
前後泊 ペンション「ちゃうちゃう」について










お食事



1泊目の夕食







朝食

2泊目の夕食






朝食

風呂


カラオケルーム
1時間無料で利用できるカラオケルーム。
ベッドまであって、どこか自宅のような居心地の良さ。ごろごろ寝転がってくつろいだり、立ち上がって踊りながら思いきり歌ったり、周りを気にせず自由な時間を満喫。
アットホームな空間だからこそ、気負わずリラックスして過ごせるのも魅力。あっという間の1時間で、想像以上にカラオケを楽しみ尽くした。





ペンションの自家製ズッキーニ
帰りにペンションで栽培している自家製ズッキーニをいただいた。帰宅してさっそくズッキーニの米粉ピザパンを焼いた。こんがりおいしそうに焼き上がり、新鮮なズッキーニのおいしさをたっぷり味わった。


安曇野のオシャレな「OLIKA CAFE」
高速道路・安曇野ICを下車して車で約30分。登山前のランチに立ち寄ったのは、おしゃれな雰囲気のカフェ。
ランチは3種類あったものの、到着した頃には2種類がすでに売り切れ。メニューの一番上にあった夏限定のワンプレートランチを注文。
メインは、ひき肉をベースにたっぷりの野菜を合わせた「ラープガイライス」。しっかりと味付けされたお肉はご飯との相性が抜群で、思わず箸が進むおいしさ。
お好みで激辛唐辛子オイルとパクチーをトッピングできるが、舌の味蕾を鈍らせたくないので普段から刺激物は控えめ。パクチーも好まないため、今回はトッピングなし(笑)。








山のお守り、携帯トイレ
山登りをしていると、どうしても避けて通れない問題がある。
そう、トイレ問題。
見た目は小さなオジサンだけど、わたしの中身は女性なんで、一応恥じらいもあるんです(笑)
人目も気になるし、場所を探したり、タイミングを考えたり……。想像以上にハードルが高いのが、女性登山者のリアルな悩み。
できることなら、山小屋やトイレのある場所まで頑張りたい。
だって携帯トイレって、1回使えば約700円。決して安いものではない(笑)
できれば使わずに持ち帰りたい。それが本音。
でも、山はいつ何が起こるかわからない。
長時間歩く、暑さで体力を消耗する、疲労で体調が変化する……。突然「もう限界!」というピンチが訪れることもある。
そんな時、私を助けてくれるのが携帯トイレ。
正直、最初は使うことにかなり抵抗があった。でも、一度経験してしまえば「持っていてよかった」と思える心強い味方になった。
もちろん、好き好んで使いたいものではない(笑)
700円払ってでも、あの緊急事態から救ってくれるなら安いもの……と思える瞬間もある。
ザックの中に入っているだけで安心感がまったく違う。
「もしもの時は大丈夫」という気持ちがあるだけで、挑戦できる山の選択肢はぐっと広がる。
ちなみに私は、昨年だけで7回ほどお世話になった……。
もう使い方もすっかり慣れたもの(笑)
だって山には登りたいんだもの。
トイレ問題で諦めるなんてもったいないじゃない!

夏山登山は二度といきたくない
正直なところ、下山した直後は「もう二度と五竜岳には登りたくない…」というのが本音だった。
それほど今回の山行は、暑さもアップダウンも想像以上に厳しかった。
その悔しさがあったからこそ、帰宅後は夫婦でトレーニング内容を見直すことにした。
夫はランニングを始め、私はボルダリングと、5年ぶりのバスケットボール再開を検討中。
夏山の水分量の難しさ、山小屋のありがたさ、そして自分たちに足りなかった体力。
五竜岳は、美しい景色だけではなく、次の山へつながる課題も与えてくれた山だった。


しらたき最後までお読みくださいましてありがとうございました。
それではハッピーな人生を(^o^)/


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