1000万円たまるまで

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1000万円というと途方もない金額だと思っていた。

 独身時代に勤務していた会社の持株会で投資のうまみを知った私は、結婚後は夫の勤務先で持株会へ加入してもらった。夫の勤務先も購入額の10%が奨励金として付加されるため「10%の奨励金と配当金をもらい、すぐに株券にして換金したら値下がりのリスクもすくなく銀行預金よりおいしいよ」と提案した。

 毎月10万円、ボーナスで30万円を年2回給料から天引き。奨励金と配当金も含め年間約200万円程度の株を買い続けた。子育てや仕事で日々忙しく私達夫婦は株を購入していることすら忘れていた。

 ある日、夫がフォルクスワーゲン社のトゥアレグという車を購入したいとのことで株の存在を思いだした。年間200万円を積立てたら単純計算5年で1000万円になる。ラッキーとしかいいようがないが勤務先の会社は成長を続け3倍ほどの株価に成長していた。つまり1000万円たまったのに気づかなかったわけだ。

 当時NHK大河ドラマ「功名が辻」で仲間由紀恵さん演じる千代が、夫の竹内一豊と戦国時代を生き抜く物語が放映されていた。ここぞという時に夫に高額な馬を買い与え良い働きをさせ、妻の機転と励ましで夫がどんどん出世していくサクセスストーリー。ここからヒントを得て現代で馬に変わるものは車でしょうねということで、分不相応すぎる高級車だと姑から大反対されつつも現金一括で新車の購入に至った。

 賢い投資家なら高級車なんぞ買わず、そのままさらに増やしていくのでしょう。また必要な金額だけ利確するのでしょうけど私達夫婦は投資に関して無知すぎる素人だったので全部利確してしまった。車なんぞ買わずに放置していたら計算上はいまごろ億り人。

 大事なことはシステム化、知らないうちにたまっていくこと。

 とはいえ普通のサラリーマン家庭、妻は専業主婦ですから毎年200万円の投資はなかなか大変なこと。残ったお金でどう暮らしていくかありとあらゆる工夫をし、少ない金額でハッピーな生活をするテクニックが身に付いた。

 持株会には賛否両論ある。会社の業績が傾くと持ち株が値下がりし資産が減少、給与も減少。最悪の場合株券は紙切れ、失職の可能性もある。リスクを分散するなら勤務先とは違う業種の銘柄を選ぶべきだと今は思う。

※投資をすすめておりません。投資はすべて自己責任です。

 

 

 

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